2012年05月14日

ノンシリコンシャンプーは髪にいいの?

巷で評判のノンシリコンシャンプー。
Yahoo!知恵袋的なサイトでも、良し悪しについて質問されていたりもしますが、正論が無視され、正しいとは言えない回答が評価されたりしているのを見て、ちょっと心配になりました。

まず
ノンシリコンシャンプーが髪に良いのか?
ということ。
良い場合もあれば、悪い場合もある
というのが正しい判断です。

シリコンが、何のためにシャプーなどに配合されているかというと、髪をコーティングするためです。
そして、髪をコーティングするのにシリコンは、とても良い素材です。

参考までに、シリコンの成分名の代表的なものは、以下のとおりです。
ジメチコン、シクロメチコン、シリカ、シリル、シロキ、シラン
他の名称が加わっている場合もあります。
アモジメチコンなど。

シリコンに発がん性があると言われたのは今は昔。
現在のシリコンは、安全性の高い安定した素材です。
”安定した”というのは”腐ったり変質したりしにくい”ということです。

では、なぜ、そのシリコンが悪者にされてしまったのか?
第一に、美容師さんの間で
パーマがかかりにくい
カラーが入りにくい
という理由で、嫌われました。
コーティングされているのですから、当然です。

それから
”髪がベタつく”
”地肌に残って毛穴をふさぐ”
などとも言われていますが、シャンプーに使われてシリコンは、さらっとしていてベタつきの原因にはなりませんし、毛穴に入り込むほど分子が小さくなく、きちんと洗い流せば地肌に残ることはありません。

もしシリコン入りのシャンプーを使って、髪がベタつくのであれば、その原因は他の成分にありますので、注意が必要です。
安易にシリコンのせいにしてしまうと、改善は見込めません。

ただひとつ”シリコン入りのシャンプー”というより、コーティング効果のあるシャプーを使うことのデメリットとして考えられるのは、そのコーティングの下で、髪が乾燥していたり傷んでいたりしても、気づきにくいということです。
気づかないために、ケアが遅れるという可能性はあります。

また、シリコンにも品質がありますから、製品によっては、あまり品質のよくないシリコンを使用しているかもしれないという懸念もあります。
大量生産で市販されている低価格帯の製品は、ちょっと心配ですね。
衣類や家電品などは、型落ちという理由で良い製品を安く売っていたりしますが、シャプーや化粧品などは、悪質な業者が粗悪品を高価で販売するというケースを度外視すれば、価格と品質は大体比例します。

それなら、やっぱりノンシリコンシャンプー?
いえいえ”ノンシリコンシャンプー”というより、コーティング効果のないシャンプーは、髪のパサつきやきしみ、髪同士の摩擦によって枝毛・切毛の原因になります。

”というより”なんて、回りくどい言い方をしたのにはワケがあります。
ノンシリコンシャンプー=コーティング効果のないシャンプーではないからです。
シリコンは入っていなくても、別のコーティング剤が使用されていたり、髪をきしませないためだけの何か化学薬品的なものが使用されている場合もあります。
そして、それらは、シリコンよりも安全性に欠ける成分であるかもしれません。
それでも、シリコンが入っていなければ、ノンシリコンシャンプーです。

”髪がきしまない”と謳われたノンシリコンシャンプーもあります。
その中で、本当に良質な製品も確かにありますが、そうではない製品もあるということを認識していなくてはいけません。
が、配合成分を把握し、その内容を理解していなければ、見極めることはできません。

で、結論は?
というと
あくまで個人的な見解ですが
良質なノンシリコンシャンプーがベスト
でしょうか。
ただし、高価ですし、本当に良質かどうかを判断するには、それなりの知識が必要です。
それは高いし、判断する自信もないと思えば、低価格のノンシリコンシャンプーを使うより、ソコソコの価格のシリコン入りシャンプーを使った方がいいと思います。

シリコン入りシャンプーについてのポイントは
・コーティング剤としてシリコンは安全だということ
・シリコン入りのシャンプーは、髪を守ってくれているということ
・でも、もし髪に傷みが生じた場合は、気づきにくいということ
・低価格な製品には、品質の悪いシリコンが使われているかもしれないということ

ノンシリコン入りシャンプーについてのポイントは
・本当の髪の状態が把握できるということ
・でも、良質な製品を見極めるのが難しく、また良質な製品は高価であること
・あまり品質のよくない製品は、かえって髪にダメージを与えるということ

このポイントを抑えて、自分なりに何を優先させるのかを考えてみてください。
しかし、それほど神経質になるほどのことでもないと思います。
それぞれの特徴は「強いて言うなら」くらいに受け止めてください。

ある程度の価格帯の製品であれば、シリコン入りでもノンシリコンでも、髪の明暗を大きく分けるほどの違いはありません。
そこにこだわるよりも、紫外線から髪を守るとか、海草などをよく食べるとか、睡眠を十分にとるとか、そういうことの方が、美しい髪のためには大事だと思いますよ。


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